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教育長のページ 平成30年10月『置き勉』

 9月6日に発生した「北海道胆振東部地震」により、高校生を含む41人の尊い生命が失われました。心からお悔やみ申し上げますとともに、未だ多くの方が避難生活を余儀なくされていることにお見舞い申し上げます。
 この地震発生の際には、本町の小中学校も臨時休校となりましたが、その連絡が十分に届かず、当日登校した子どもさんがいたことをお詫び申し上げます。
 また、学校再開後の給食についても、物資搬送の問題があっとはいえ、予定どおりの提供ができなかったことをお詫び申し上げます。
 教育委員会としては、この度のことを教訓として、今後の対応に万全を期してまいりたいと考えています。

 さて、最近、テレビや新聞などで「置き勉」という言葉を見聞きします。
 「置き勉」とは、子どもたちが教科書等を持ち帰らず、学校に置いていくことを言います。昨今、子どもたちのカバンに入っている教科書等が重くなり、体への負担や転倒した際の危険性が高まることが指摘されていることから、保護者等からの声を受け、道内のいくつかの教育委員会では、家庭に持ち帰る必要のない教材・教具を学校に置くことにより負担軽減を図る「置き勉」の要請を学校に行っているようです。

 ある教科書会社によると、教科書の総ページ数は、平成14年~28年で中学校は54%、小学校では平成14年~27年で58%増えたとのことであり、これは、「脱ゆとり教育」により学校の教育課程の基準である学習指導要領の改訂に伴い学習内容が増えたことによるものとしております。
 いわゆる「ゆとり教育」は、詰め込み教育や過度の受験競争が、いじめ、不登校等を誘発しているとの指摘を受け、ゆとりのある教育に転換し「生きる力」を育成しようという趣旨で学習指導要領の改訂により「ゆとりと充実」が謳われ、教科にとらわれない「総合的な学習の時間」の新設のほか、学校週5日制の完全実施等による学習内容の削減などが行われました。

 しかし、数年後の世界的な学力調査結果により日本の中学生の学力低下の懸念が指摘され、授業数の増加を盛り込んだ学習指導要領の改訂が行われ、その後も道徳の教科化や小学校での外国語指導などを経て、教科書等の量が増えカバンの中が重くなったと言われるような状況に至っているのかと思います。

 いずれにしても、重いカバンを背負う子どもたちの体への負担、教科書等を学校に置いていくことによる家庭学習への影響や、そのことによる学校での防犯体制など、本町の実情を踏まえながら「置き勉」問題に対応していく必要があると考えています。
 教育制度(教育内容)が変わるたびに、教育現場には様々な課題が生じ、その対応に戸惑うことが多々あります。
 子どもたちを取り巻く教育環境がどのように変化しようとも、学ぶ意欲やふるさとへの愛着を持って、優しい気持ちでともに支え合いながら生きる子どもを育てるという軸がぶれることなく、子どもたちの成長にかかわっていきたいと考えています。

<心が「ほっこり」とする話>
 茨城県の小学校2年生の男の子が、猛暑が続いた夏休み期間中の朝夕、耳の不自由なお年寄りの犬の散歩に付き添い続け、学校から「善行表彰」されたという報道がありました。これは手助けされたお年寄りの方から学校に感謝の言葉が届いたことが表彰につながったようです。
(お年寄りの方の話)優しさにふれてものすごく感動した。優しくするのは簡単なようで難しい。「おはよう」とか声をかけてもらった人はうれしいと思います。

 

 池田町教育委員会
  教育長 加賀 学


 


お問い合わせ

池田町教育委員会 教育課 学校教育係
電話:015-572-5222
FAX:015-572-5900
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