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十勝ワインのこだわり

こだわりの辛口路線

こだわりの辛口路線

十勝ワインはこれまで一貫して辛口路線を堅持してきました。冷涼な北国でつくられるブドウは酸味が強くなります。この酸味をストレートに表現することで、白ワインはフルーティーで爽やかな味わいとなり赤ワインでは長期熟成に耐えうるワインとなるのです。
我々が頑固に辛口にこだわるのにはもう一つ訳があります。それは、ワインは料理と一緒に味わってこそ、本当の意味の良さが味わえると考えているからです。ブドウの甘みを残さずに酸味をストレートに表現することで料理の味わいを引き立てるのです。

こだわりの熟成

 
こだわりの熟成

十勝ワインのもう一つのこだわりは「熟成」です。この熟成と切っても切れないのが「樽」の存在です。ワイン城地下熟成室ではフレンチオーク樽(フランス産のオーク樽でつくられた樽)を用い樽熟成を行います。 樽の中で熟成させることにより、樽由来の成分がワインに抽出され、色調や香りに深みを与えます。
また樽は完全な密閉容器ではなく、木目を通してわずかに空気が出入りします。この空気による「緩やかな酸化」がワインの熟成を深めていきます。
さらに、樽の種類によってもワインの熟成は大きく異なることから、ワインに使用しているブドウの品種やワインそのものの違いによって樽の種類を使い分けるなどし、最高のワインを生み出すための努力を日々続けています。

ワインと町民

 町営事業である十勝ワインは、町民との関わりも大変強い事業となっています。「池田町民は日本一ワインを良く飲んでいる」と言われます。池田町民(成人)一人当たりの1年間のワインの実消費量は10リットル以上ですが、これは日本人の平均の4~5倍に相当します。もちろん飲んでいるワインのほとんどが「十勝ワイン」です。「オラが町の十勝ワイン」を守り育てようとする町民の皆さんの協力が、この事業の強い礎であることは言うまでもありません。
中学生ぶどう収穫
中学生ぶどう収穫

 将来の十勝ワインファンになると期待される子供たちも、ワインと触れ合う機会が多く有ります。中学校では「わが町の産業」を学ぶことを目的として、授業の一環で「ブドウ収穫」を行っています。
成人式
成人式

成人式では自分の生まれた年のワインで乾杯し、中学生のときに収穫したブドウからつくられたワインが町からの記念品として贈られます。十勝ワインは、2013年に生誕50周年を迎えました。ただし、当初からワイン造りは100年の大計と考えています。これまでの先人の努力とこれからの我々の努力が報われる日まで、これからも池田町にワイン造り、ブドウづくりを定着させる努力を続けてまいります。

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