地籍とは?
地籍とは、人でいう戸籍のようなもので、一筆(注1)ごとの土地に関する記録(地番、地目、面積、所有者など)のことです。
土地に関する記録というと、法務局(登記所)に土地登記簿と公図が備え付けられており、これが現在の地籍の基礎資料となっています。
土地に関する記録というと、法務局(登記所)に土地登記簿と公図が備え付けられており、これが現在の地籍の基礎資料となっています。
地籍調査ってどんなことをするの?
地籍調査とは、国土調査法という法律に基づき、主に市町村が主体となって、一筆ごとの土地の所有者、地番、地目及び境界を調査して精密な測量を行い、その結果を地図及び簿冊に作成するものです。
地籍調査により作成された「地籍簿」と「地籍図」は、その写しが登記所に送付され、登記所において地籍簿をもとに土地登記簿が書き改められ、地籍図がそれまでの公図に代わって備え付けられます。
地籍調査の成果は、個人の土地取引から公的機関による地域の整備まで、およそ土地に関わるあらゆる行為のための基礎データとして活用されます。
地籍調査により作成された「地籍簿」と「地籍図」は、その写しが登記所に送付され、登記所において地籍簿をもとに土地登記簿が書き改められ、地籍図がそれまでの公図に代わって備え付けられます。
地籍調査の成果は、個人の土地取引から公的機関による地域の整備まで、およそ土地に関わるあらゆる行為のための基礎データとして活用されます。
ところで、最初に述べたような現存する地籍の資料(登記簿と公図)があるのに、なぜあらためて地籍調査を行わなければならないのでしょうか?(次項「なぜ地籍調査を行うの?」参照)
- 一筆とは、土地の所有権等を公示するために、人為的に分けた区画のことです。登記所では、一筆ごとに登記がなされ、土地取引の単位となっています。