池田町第5次総合計画の策定にあたって
「ひとが育ち まちが育つ みんなでつくろう 明るいふるさと いけだ」を目指して
私たちのまち 池田町は、これまで、ふるさとを築こうとする先人の方々の熱い思いとたゆまぬ努力により、幾多の困難を乗り越えてきました。そのような中、十勝川と利別川に育まれた肥沃な大地の恵みを受け、町民のみなさまと共に、豊かな生活基盤と産業経済、文化の継承を目指し、「ワインづくり」に代表される特色あるまちづくりに取り組んできました。
現在、日本国内は、世界に類を見ないスピードで少子高齢化・人口減少が進み、地域を取り巻く環境も厳しさが増し、複雑・多様化する地域課題に直面しています。このため、これまで積み上げてきた生活環境を引き継ぎ、発展させ、次世代につないでいくために、私たちには不断の努力が求められています。一方で、池田町には無限の可能性があります。町民一人ひとりが、その可能性に果敢に挑戦し続け、明るく活気にあふれ、夢を語り合い、子どもたちに誇れる持続可能なまちづくりを進めていきたいと思います。
第5次総合計画では、町の将来像として「ひとが育ち まちが育つ みんなでつくろう 明るいふるさと いけだ」を目指すこととしました。豊かな地域資源と大いなる自然環境を生かし、安全安心な生活を支える地域社会を築き、誰もが「住んでいて良かった」と思え、郷土に誇りや愛着が感じられるよう、本町の魅力の向上と活性化を目指した計画としています。
大切なことは、この総合計画を基本とし、実効性ある施策や事業を行っていくことです。多くの行政課題が継続する中、各施策の深化を図るとともに、単独の分野・施策だけでは解決が困難であることから、各分野の施策・事業の推進に際し、本計画を基に連携・連動した取り組みを行うことが必要です。一方で、まちづくりを進める上で夢を語り合うことは大切ですが、単に夢物語で終わらせるわけにはいきません。全ての施策・事業の推進には、財源が必要になります。そのために、財政の健全化と行政の効率化を図り、責任ある行財政運営を行い、本計画を推進していく必要があります。
最後に、第5次総合計画の策定にあたりましては、2か年にわたり議論いただいた「まちづくり会議」委員のみなさまをはじめ、住民アンケートや中学生アンケート、町民ワークショップなどさまざまな形で多くの方々からご意見を伺い、進めさせていただきました。まさに「協働のまちづくり」を具現化したものが、この計画であると思っています。ご参画いただいたみなさまにお礼申し上げたいと思います。併せて、令和3年度からの本総合計画の推進に際しましても、住民、町議会、関係機関・団体、本町にかかわりを持つ多くの方々と連携し、協働のまちづくりを進めていく所存ですので、変わらぬご理解、ご協力をお願い申し上げます。
令和 3年 4月
中川郡池田町長 安 井 美 裕
関連書類のダウンロード
池田町第5次総合計画書(23.25 MB)
第1次実施計画書(令和3~5年度)
第2次実施計画書(令和4~6年度)(140.86 KB)
第3次実施計画書(令和5~7年度)(905.43 KB)
第4次実施計画書(令和6~8年度)(889.40 KB)