池田町懐かしのアルバム(写真で見る池田町史)
B5判、554ページ、平成4年4月発刊。このアルバムは明治・大正編、戦火の昭和史編、戦後の昭和史編の3編を、収集した約1万枚の中から厳選した約2,300枚の写真で綴ったもの。その時代の日本の動きも十分に把握できるようになっています。また、歴史は人間の歩みでもあり、できるだけ多くの人の顔を掲載しています。
戦火の追憶
B6判、397ページ、平成7年8月発刊。戦火の追憶は、日中戦争や太平洋戦争の戦火の中で池田町民がどのように生きてきたのか…。つらく、苦しく、悲しかった戦時下の町民の生活など戦争体験の真実の証言記録をまとめ、終戦50年を期に発刊したものです。戦火の戦場を駆けた兵士の足跡や思い、そして苦しく貧しかった銃後の生活を、生きて体験した世代に語ってもらったもので、全70話からなっています。戦後50年を経て、世代交代や世相の大きな変化が進む中で、かつての戦争の記憶や体験が風化しようとしています。しかし、日本がたどってきた道は歴史的事実として忘れてはならないものです。この記録は戦時下に生きた世代の方よりも、むしろ戦争を知らない世代やこれからの日本の担い手となる世代の方々に読んでもらいたい1冊です。