喫煙による健康への影響
たばこの煙には、約5,300種類の化学物質が含まれていて、そのうちの約70種類には発がん性物質が含まれています。これらの物質は、がんや虚血性心疾患、脳卒中の原因となるなど、健康に悪影響を及ぼすことが証明されています。なくそう!望まない受動喫煙
本人がたばこを吸わなくても、他の人が吸っているたばこから立ち上る煙やその人が吐き出す煙を吸い込んでしまうことを
「受動喫煙」と言い、これらの煙が、がんや虚血性心疾患、脳卒中、
乳幼児突然死症候群、子どもの呼吸器疾患、ぜんそくの誘発などの
原因となります。
喫煙する場合は、ルールを守り、望まない受動喫煙を生じさせることがないよう、周囲への配慮をお願いします。
望まない受動喫煙から守るために法律が変わりました
令和2年4月1日、健康増進法の一部を改正する法律が全面施行され、「学校・病院・児童福祉施設・行政機関の庁舎など」では敷地内が禁煙、「多数の方が利用するさまざまな施設」では原則、屋内禁煙となっています。受動喫煙対策に、ご理解とご協力をお願いします。加熱式タバコについて
加熱式タバコ(葉たばこを加熱することによりニコチン含有エアロゾルを発生させて吸入するタイプ)は、健康影響や臭いが紙巻きたばこより少ないという期待から、使い始める方が増えています。[厚生労働省の現時点での評価] (厚生労働省 受動喫煙対策へリンク)
加熱式たばこの主流煙に健康影響を与える有害物質が含まれていることは明らかであるが、販売されて間もないこともあり、現時点までに得られた科学的知見では、加熱式たばこの受動喫煙による将来の健康影響を予測することは困難。このため、今後も研究や調査を継続していことが必要。
世界禁煙デー・禁煙週間
・世界禁煙デー(5月31日)世界保健機関(WHO)が禁煙を推進するために制定した記念日です。
・禁煙週間(5月31日から6月6日)
厚生労働省は、世界禁煙デーから始まる1週間を禁煙週間として定め、禁煙や受動喫煙防止の普及啓発を行っています。
関係機関へのリンク
・厚生労働省 受動喫煙対策・厚生労働省 e-ヘルスネット(情報提供)
・北海道受動喫煙防止ポータルサイト
・ほっかいどう健康づくりツイッター
・帯広保健所 たばこと健康