池田町が所管する学校施設の多くは昭和50年代に整備されていますが、現在、それらの施設は老朽化により更新時期を迎えています。
一方で、学校施設に求められる機能は多様化しており、少人数指導に適した教室やICT(情報通信技術)環境の整備のほか、防災機能、ユニバーサルデザインの導入、環境負荷の低減等の配慮も求められています。
池田町の小中学校の児童生徒数は年々減少傾向をたどり、この40年で約80%の減少となっており、今後も少子高齢化が進み、財政状況は一層厳しさを増すことが予想されます。
このような状況の下、施設状況としては各小学校の耐震診断、それに伴う改修のほか、屋根・外壁塗装の補修を実施していますが、今後も施設設備を維持するための改修や施設の長寿命化を図る大規模改修等に相当額の経費を要することが考えられ、長期的な視点に立って、効率的・効果的な老朽施設の再生により施設整備に係るトータルコストの縮減や予算の平準化を図るため「池田町学校施設等長寿命化計画」を令和3年3月に策定しました。
池田町学校施設等長寿命化計画(1.52 MB)