新型コロナウイルス感染症に伴う休業期間の長期化に伴い、北海道教育委員会教育長から「閉鎖的な空間で至近距離での接触を避けるなどの感染予防の徹底を図りながら、児童生徒の心身の健康状態や学習状況の把握等を行い、適切に指導するとともに、新学期に向けた生活リズムを徐々に整えていくため」等の趣旨を理解の上、学校規模や通学状況を踏まえ、市町村において「分散登校」実施を検討するよう依頼がありました。
本町では、次のとおり「分散登校等」を取り扱うことといたしましたので、お知らせいたします。
1 本町の取扱い
分散登校日を活用して卒業式・修了式を実施する。
別日(卒業式・修了式以外の日)の分散登校については、当面、臨時休業期間の末日である3月24日までの間で次のとおり
とする。
(1) 学校の対応
①小学校については、次の理由により実施しない。
ア 保護者から感染リスクを危惧し分散登校を望む声がない。
イ 児童間の距離については、マスク着用で1m以上、マスクなしで2m以上となっているが、
登下校の際、混乗バスを利用する児童が一定程度いる現状において、町民・他児童との接触を
避けることは困難であり、示されている距離を確保することもできない。
ウ バスを利用しない児童の登下校時の接触を避けることは難しい。
②中学校については、小学校児童と比べ生徒間の接触を避けるなど感染リスクを軽減できることか
ら「分散登校」を実施する。
なお、実施日は学校の設定により、登下校は保護者の送迎とする。
③卒業式及び修了式終了後に、分散登校の実施目的である臨時休業期間中の学習や生活の状況等を
把握し指導するものとする。
(2) 卒業式・修了式の対応
①令和2年3月6日池田町教育委員会教育長決定「卒業式等の実施に関する対応」のとおりとする。
②登下校に当たっては、混乗便となるスクールバスを利用する児童生徒がいることから、保護者に
よる送迎を基本とする。
2 臨時休業期間中の児童生徒への対応
(1) 学校の対応
①臨時休業期間中の学習教材を各家庭に配布するとともに、電話等により保護者から児童生徒の状
況を聞き取るほか、その際には生活リズムを整えることの大切さを周知・啓発する。
②保護者の要望に基づき、道教委から通知されている「個別の対応について」(138.77 KB)により対応する。
(2) 教育委員会の対応
①分散登校の取扱いについて学校を通じ各保護者に周知するとともに、ホームページに掲載する。
②新学期に向け生活リズムを整えるための啓発資料を各家庭に配布する。