令和2年9月8日
高島小学校PTA
会長 坪原 正幸 様
池田町教育委員会
教育長 加賀 学
高島小学校の統廃合にあたっての新たな条件・要望について(回答)
令和2年7月22日付けで提出のあった標記について、次のとおり回答いたします。
今後とも、保護者の皆様からのご意見等につきまして、広く伺う機会を設けていくとともに、真摯な対応に努めてまいりますので、引き続き、ご理解とご協力をよろしくお願い申し上げます。
記
1 統合の時期
令和4年4月とすることに反対するものではないが、新型コロナウイルス感染拡大等により閉校業務に支障が出る可能性がある場合は、統合時期を延期すること。
【回答】
新型コロナウイルス感染症が拡大する兆しが見えるなど不測の事態が生じ、令和3年度末の学校閉校の準備等に影響を及ぼすと判断される場合にあっては、関係者のご意見等も聞きながら閉校時期を含め対応を検討します。
2 統合に至るまでの要望
①登下校のバス運行について
混乗便の利用を廃止し、大森線・常盤線ともに、乗り換えなし直行便の児童専用スクールバスとすること。その際の登下校に係る最短の乗車時間を算出し、早急に提示すること。
【回答】
これまで、学校統合後のバス運行については、大森方面の児童生徒については池田小学校までの直行便とし、常盤方面の児童生徒に対しては、高島市街地での乗換えを想定した(案)を示していたところです。
今後、通学時間の短縮に向けて、スクールバス専用便の運行経路・時間等も検討し、その結果をできるだけ早急に具体的(案)として提示してまいりたいと考えています。
②交流事業の実施について
令和4年4月までに3校の児童が集合しての学習・交流の機会を年に複数回実施し、子どもたちの安心を確保すること。特に令和3年度からは毎月1回程度の交流事業の設定を望む。また、これらの要望を反映した計画案を早急に提示すること。
【回答】
今年度から学校統合までの間に、学年ごとに一つの教室でともに学ぶことを計画するとともに、その際には、登校・授業・給食・下校という一日の教育活動の実施を基本として検討したいと考えています。
新型コロナウイルス感染症の状況を見極めながら、計画(案)をできる限り早急にお示しします。
③統合後に生じる可能性のある問題点(いじめやトラブル等)について
過去の学校統合を調査し、統合後に生じる可能性のある問題点について、事例を挙げて具体的に説明すること。また、問題点についての対応や解消法についても具体的に提示し、子どもと保護者の安心を確保すること。
【回答】
学校統合後の児童への対応については、統合する際の教員の異動等に配意するとともに、町の臨時教員の配置などにより、よりきめ細かな指導の充実を図ります。
また、学校統合後には、児童及び保護者を対象にしたアンケートを実施し、統合後の課題や保護者の懸念している事柄等を把握し、解決に向けた方策を検討します。
なお、過去の統合事例に関する問題点等については、別途、全国的な調査結果の資料を添付します。
④統合に向けての説明会等の開催について
今後も統合に向けての説明会等を開催し、意見を幅広く集めること。授業参観日等の高島小学校保護者が参加しやすい場に説明会等を設定し、積極的に意見を収集すること。また、意見を真摯に受け止め、反映させること。
【回答】
今後とも、保護者の皆様から広くご意見を伺える機会の確保や真摯な対応に努めるとともに、寄せられる意見に対しては、可能な限り学校統合に向けた取組に反映できるよう検討します。