保護者の皆様におかれましては、学年末に向け子どもたちが学校を休むことのないよう、くれぐれも手洗い・うがいの励行をお願いします。
特に、中学校3年生はこれから受験等を控えていますので、体調管理には万全を期していただきたいと思います。
さて、今月は家庭学習をはじめとした子どもたちの生活リズムについてです。
子どもたちは、学校から「池田っ子の家庭学習」というリーフレットを持ってきたと思いますが、ご覧になったでしょうか。
小学校低学年、中学年、高学年、そして中学生用に家庭での学習の仕方などを示していますので、まだご覧になっていない保護者の方は是非読んでいただき、我が子の家庭学習の状況と照らし合わせ、見直した方が良いところは改善してほしいと考えています。
本町の子どもたちは、学校以外での学習時間が短い傾向にあります。
学習時間については、例えば、学年×10分を基本として、子どもたちの実態や学年等に応じて+10分を目標として設定することが考えられます。
小学校1年生であれば20分、6年生であれば70分、中学校1年生(7学年として)であれば80分となります。
学習時間のほか、子どもたちの日常生活で重要なものとして、食事の時間や読書の時間、インターネット等のメディアに触れる時間、睡眠時間などがあります。
朝食を毎日食べる子どもは、ルールを守って行動する割合が高い、学校以外で10分以上読書する子どもは、学力調査の平均正答率が高い、スマホに触れる時間が長い子どもほど就寝時間が遅く、就寝時間が遅い子どもほど、自分のことが好きという割合が低く、何でもないのにイライラすることがある割合が高いといったデータもあります。
一日の生活を振り返り、目標を決め、過ごし方を計画し、親子で確認するための生活リズムチェックシートもありますので、既に、ご存じの方もいるでしょうが、そうしたシートを各家庭で活用してほしいと考えています。
子どもたちが学校から帰宅し寝るまでの限られた時間を、どのように過ごしているか、親子で振り返ってみることも必要ではないでしょうか。
池田町教育委員会
教育長 加賀 学
教育長 加賀 学