秋が深まり最低気温がマイナスの日もあるなど、冬の訪れが近いことを感じる頃となりました。寒さとともにインフルエンザが流行しています。
子どもたちには手洗い・うがいを心掛け体調を崩すことなく、元気に学校生活を送ってほしいと思っています。
10月末の池田小学校の学習発表を見てきました。子どもたちの楽器演奏や合唱、劇などに小学校生活での成長や、楽器等の用意・片付けなどにきびきびと動く上級生の姿を頼もしく感じるとともに、指導に当たった教職員の皆さんへの感謝の気持ちを強くしました。とても素晴らしい学習発表会でした。
11月に入ってからは、利別小学校、高島小学校の学習発表会があります。
2校の子どもたちの元気な姿を見ることが楽しみです。
さて、先月の教育長ページでも書きましたが、ラグビーワールドカップが大変な盛り上がりをみせています。
残念ながら日本チームは準々決勝で敗退しましたが、チームの活躍、ひたむきに前に進もうとする姿は多くの人に感動を与えたものと思います。
4年後のフランス大会では今大会以上の活躍・躍進を大いに期待しています。
日本チームの躍進に、職場でもラクビー用語が流行っているという話も聞きますし(例えば、モノを前に落としたらノックオンなど)、今年の流行語大賞にラクビー用語がノミネートされるのではないかとも言われています。
「笑わない男」、「ジャッカル」等々あるようですが、個人的には「ワンチーム」です。試合に出場した選手はもちろんのこと、スタッフ、代表に漏れた選手が一丸となって臨む姿勢が、ベストエイトを目標に掲げ実現した今回の躍進につながっていると思っています。
教育の場でも以前から、校長のリーダーシップの下、教職員等がそれぞれの専門性を活かし、学校組織が一丸となって子どもたちに必要な知識・能力を確実に身に付けさせる「チーム学校」の実現が求められています。
教育の目標は人を育てる(人材育成)であり、スポーツのように日頃の努力・積み重ねの結果(成果)を実感できることは少ないと思いますが、目標の実現に向けて、力を尽くしていくことに違いはありません。
今回のラグビー日本代表選手の活躍も、小・中学校時代の学校生活での教職員とのかかわりや家庭・地域での経験・体験などを通じた判断・体力・精神の確かさ、強さに裏打ちされたものかもしれません。
それぞれの学校で教育目標や特色ある教育活動などの違いはあるかもしれませんが、目指すところは池田の子どもたちの健やかな成長とその先にある社会人として自立<自律>した姿です。
「チーム学校」を核に家庭・地域・行政が一体となって池田の子どもを育んでいく、そうした「ONE TEAM」になれればと考えています。
池田町教育委員会
教育長 加賀 学
台風19号では多くの方々が亡くなり、現在も避難所で生活している方も数多くおられます。また、その後の大雨でも千葉県などで被害がもたらされています。 |