8月18日から町内小・中学校の二学期が始まりました。
今年の夏休みは、新型コロナウイルス感染症に伴う臨時休業の影響により、例年より短い期間とさせていだたきました。
期間中は管外等まで遠出できるような状況ではなかったかとは思いますが、子どもたちは、これまでに経験していない日常的なマスクの着用や「密」を避ける学習環境など、一学期の疲れ等を少しでも取ることはできたでしょうか。
二学期も感染症対策は引き続くと思いますが、元気に笑顔で学校生活を送れることを願っています。
「Withコロナ」という言葉を、度々テレビ等で聞くことがあります。
新型コロナウイルス感染症の収束(終息)が見通せない状況の中で、どのように感染リスクを抑えながら経済活動等を含めた日常生活を過ごしていくかということと理解していますが、学校での教育活動についても同様です。
各ご家庭においては、子どもたちの検温や手洗いの励行などに取り組んでいただいておりますが、学校では、臨時休業から学校の再開、そして、今後も(収束(終息)が見通せる状況になるまで)教育活動を展開する上での感染リスクを可能な限り低減するため、学校内の消毒や毎日の健康観察、マスクの着用、3密を防ぐための指導など、教職員が本来の学習・生活指導等以外の業務を担っています。
こうした現状から、北海道教育委員会では、教員の学習の準備等の指導業務を補助する「学習指導員」や、新型コロナウイルス感染症対策に関連して増加した教職員の業務をサポートする「スクール・サポート・スタッフ」を全道の公立小中学校等に配置することとしました。
池田町教育委員会としても、教職員の業務負担を軽減することは「子どもたちの学び」を保障することにつながると考え、8月の町広報紙に募集内容を掲載するとともに、保護者の皆様に応募についてお願いする文書を配布させていただきました。
「Withコロナ」という言葉が一日でも早くなくなることを願っていますが、今日のような状況が続くと想定した場合、学校<教職員>の頑張りだけでなく、保護者の皆様をはじめ地域の方々のサポートを得ながら、子どもたちの学びを確実に保障し、将来の地域社会を担っていくための成長を支えていくことが大切であると考えています。
池田町教育委員会
教育長 加賀 学
職場の窓から、役場前の横断歩道を渡って通学する子どもたちの姿を見ます。 |