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教育長のページ 令和2年10月『若い世代からの意見』

9月のシルバーウィークを過ぎ、朝晩の冷え込みを感じる頃となりました。
 保護者の皆様におかれては、いつもお願いしている新型コロナウイルス感染症対策とともに、季節が変わる時期の子どもたちの体調管理に十分な注意をお願いいたします。

 今年は、新型コロナウイルス感染症対策のため、運動会・体育祭、学習発表会・文化祭は中止することになりましたが、各学校では工夫して、日頃の学習の成果を発表する場を設けています。
 来年は、こうした子どもたちの成長した姿を見る場がこれまでどおりあることを心から願っています。

 先月の教育長のページで役場前の横断歩道で「停止しない」、「減速しない」車が相当数あることを追記しました。
 折しも、9月初旬に「長野県警を動かした女子高校生の研究成果」というニュースを目にしました。
 もともと長野県は信号機のない横断歩道で歩行者がいる場合、車が一時停止する割合が全国1位(全国平均17.1%、長野県68.6%)ということですが、それでも横断歩道での事故は後を絶たず、県や県警は、改めて歩行者に手を挙げるという基本マナーの徹底を求める初の運動を実施したそうです。

 この運動の契機となったのは、県内の女子高校生が中学校1年生から行ってきた「手を挙げた場合の車の停止率の高さ」など5年に及ぶ研究リポートを持って、今年4月、県警本部を訪れ「手を挙げるマナーの浸透を訴えた」ことによるもので、一人の高校生の研究が県全体の行動につながったことになります。

 8月25日に池田高等学校生徒による「高校生議会」が行われました。
 6人の生徒から町長や私に質問がありましたが、いずれも高校生という若者の豊かな発想で池田町の将来のあり方や活性化等に関し町側の考えを質するものでした。町の財政状況等を踏まえた上での質問ではなかったかもしれませんが、池田町を住みやすい活気にあふれた町にしたいという思いは十分に伝わりました。
 こうした取組を高校での教育活動の一つとして終わらせるのではなく、町の活性化に向けた若い世代からの意見を聞く場を設け、そこから町づくりのきっかけにつながるような仕掛けができればとも感じました。

 教育委員会では、現在、令和4年の町内小学校の統合に向けて保護者の皆様や学校関係者の方々からの意見・要望をお聞きしながら準備を進めておりますが、統合後の学校については、そこで学ぶ子どもたちの意見等も聞きながら、一層の学校の活性化や教育活動の充実に取り組み、保護者の皆様や地域の方々の期待に応える学校づくりを目指していきたいと考えています。
 

 

  池田町教育委員会

   教育長 加賀 学 


 

お問い合わせ

池田町教育委員会 教育課 学校教育係
電話:015-572-5222
FAX:015-572-5900
ホームページからのお問い合わせ

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