池田消防署では、消防法の改正により設置が義務付けられた「住宅用火災警報器」の普及状況を調査しました。
池田町3,580世帯のうち約76%にあたる2,707世帯から調査結果が得られ、普及率を算出したところ以下のような結果となりました。
約60%の世帯に「住宅用火災警報器」が設置されておりますが、このうち、今回の消防法改正で義務化となった寝室に設置していない世帯は約9%を占めております。
一般住宅で火災が発生し、死に至った原因の多くが「逃げ遅れ」によるもので、特に就寝中によるものが多数を占めております。現在、この「住宅用火災警報器」の普及が住宅防火対策の「切り札」として進められており、普及が進む住宅火災による死傷者が大幅に減少すると予想されています。
万が一火災が発生した場合、いち早く火災の発生を知らせる「住宅用火災警報器」はあなたの尊い命を救います。
まだ、住宅用火災警報器を設置していないご家庭は早めに設置しましょう。また、既に設置済みのご家庭におきましても、今回義務化となりました寝室に未設置の場合、寝室にも設置くださいますようお願いいたします。
(今回の調査にご協力くださいました皆様、ありがとうございました。)