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池田町の水道事業の歴史

 このページでは、池田町の水道の歴史をご紹介します。
 

 池田町水道事業の始まり

池田町の上水道は、昭和29年7月に水道法による認可を得て創設され、利別川伏流水を水源とし、昭和31年12月に給水を開始しました。当時の浄水場は西3条9丁目にあり、現在は「ワイン発祥碑」がその場所の付近に建っています。
                           ワイン発祥碑▶

 昭和44年には高島(簡易水道)、45年には利別市街地へ給水を開始しました。


 

安心・安全な水の供給のために

利別川を水源としていた当時は、水質が悪く、町民からは「きれいでおいしい水」を求める声が多く挙がっていました。

 安定的な供給かつ良質な水を求め、昭和56年に十勝中部広域水道企業団(※)へ加盟し、平成7年4月から町水道の全量を、札内川からの供給に切り替えました。これにより、清流日本一に過去8度も輝いたおいしい水を、池田町でも使用することができるようになりました。
画像
※十勝中部広域水道企業団…札内川ダムを水源とし、十勝中部の市町村に将来にわたり安定した水道用水を供給するために設立された団体。帯広市・音更町・幕別町・芽室町・池田町・中札内村・更別村の1市4町2村が加盟している。
                        札内川ダム▶
(画像の出典:国土交通省北海道開発局帯広開発建設部ウェブサイト



 水源の切り替えと同時に浄水場を廃止し、平成7年に千代田簡易水道を、平成12年に高島簡易水道を廃止統合しました。その後の拡張事業により、平成19年度には町内のほぼ全域が給水区域となり、現在に至っています。

 

 池田町の水道料金について

 企業団からの全量受水に切り替えたことにより、きれいでおいしい水を使用することができるようになった一方で、受水に係る費用が増加することになりました。
 

十勝中部広域水道企業団の加盟団体には、池田町のように使用水量の全量を企業団から受水している自治体と、自己水源を持っているため一部のみを受水している自治体とがあります。必要とする水量に応じて企業団に対する費用負担の割合が決められており、池田町は全量を受水するためその割合が高くなっています。そのため水を購入する費用が多く掛かることになり、町民の皆様が負担する水道料金が高くなる一因となっています。

 平成7年度、14年度には水道料金の値上げ改定が実施され、池田町の水道料金は全国的に見ても高水準となり、町民の皆様には非常に大きな負担をいただきました。
 
 その後は収益の増加等により、平成19年度には家事用と農業用の値下げ、平成20年度には団体用及び営業用の値下げ、平成24年度には団体用と営業用を業務用に一本化し値下げ、平成29年度には業務用の更なる値下げを実施しました。 
 

(現行の水道料金はこちら
 

池田町水道事業の今後について

現在の水道事業を取り巻く状況は、人口減少に伴う料金収入の減少や、水道施設の老朽化に伴う更新や修繕費用の増加などもあり、厳しさを増しています。

 池田町では、将来にわたって安定的に水道事業を継続するための経営の基本計画として「池田町水道事業経営戦略」を平成28年度に策定し、毎年の進捗管理を行っています。今後も経営戦略の見直しを適切に行うことで、健全な事業運営を継続し、水の安定供給に努めます。

 

 


 

お問い合わせ

池田町役場 建設水道課 水道業務係
電話:015-572-3269
FAX:015-572-5560
ホームページからのお問い合わせ

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