本町で独自に品種開発したブドウ「山幸(Yamasachi)」が国際ブドウ・ワイン機構(OIV)のリストに登録される旨の連絡が独立行政法人酒類総合研究所からありました。
このことにより、「山幸(Yamasachi)」は日本のワイン用ブドウ品種として「甲州」、「マスカット・ベリーA」に続き、3番目の登録品種となります。
つきましては、この件に関して、WEBによるプレス向け発表会を次のとおり開催しますので、ワイン醸造、報道関係者限定となりますが、参加を希望される場合は次のアドレスにメールで申し込みください。
なお、「山幸(Yamasachi)」の品種開発経緯、OIV登録に係る問い合わせ等は、WEBプレス発表の際に対応させていただきますので、個別の問い合わせは対応いたしかねますのでご了承ください。
◎WEBプレス発表
日時 12月1日(火)10時~11時
内容 開会
町長挨拶
登録品種紹介
OIVについて
質疑応答
※WEBプレス発表は、インターネットを利用しオンラインでの開催となりますので、参加申込後、参加専用URLを送付させていただきます。
◎WEBプレス発表申込先 staff5@tokachi-wine.com
※参加申し込みの際には、メール本文に、「会社名(部署名)」、「参加者氏名」、「肩書」、「参加専用URLの送り先メールアドレス」を記載ください。
◎山幸(Yamasachi)…山幸は1978年に開発に着手、フレンチハイブリットのセイベル13053を(耐寒性や収量性を目的に)クローン選抜した品種の「清見」に在来種である「山ブドウ」を掛け合わせたブドウの中から更に選抜した醸造用赤品種です。耐寒性・耐凍性に優れ、冬期間の枯死防止のために対策を講じる必要がなく、栽培農家の労力を軽減できる有望な品種です。
◎OIV…国際ブドウ・ワイン機構(Organisation Internationale de la Vigne et du vin)。フランスに拠点を置く、ブドウ栽培や品種、ワイン造りの研究機関です。EU委員会規則によるとEU域外で生産されたワインのラベルにブドウ品種を表示する場合には、ブドウ品種の表示に関する生産国の規則に従っていること及びブドウ品種がOIVなどの国際機関のリストに記載されていることが必要とされています。未登録の場合「山幸(Yamasachi)」で造ったワインであっても、EUで販売する場合は「日本産赤ワイン」という表記になり、品種名を名乗ることができません。
※国際ブドウ・ワイン機構(OIV)への申請者である独立行政法人酒類総合研究所からもプレスリリースされる予定です。
◎問合先 池田町ブドウ・ブドウ酒研究所 鈴木 佐野
TER 015-572-2467(直通)
FAX 015-572-3915